zunra’s diary

すぐ変わる街の風景を残す為のブログだったけど、コロナでどこも行けないので思う事を綴ってます

2021オリンピック閉会式

開会式と比べてしまうと、最初の色々な人が出てきて思い思いに動くシーンは、ちょっと自分にはよくわからないパフォーマンスだったかなと思う。東京ってあんなかな?と思った。

で、スカパラやDJ松永さんが登場してぐっと盛り上がり、かっこよかった。

東京音頭はコロナのせいで今年は聴けないかなと思っていたので、この場で聴けて何だか嬉しくなった。特に海外の選手が踊っている姿を見て、国境を超えて体が勝手に踊りたくなるリズムなのかなとニンマリしてしまった。

パリからの生中継の映像は凄くワクワク感があった。戦闘機の煙が描くトリコロールや、ガラス張りのオルセー美術館の天井をBMXで走り、建物の中でフェンシングをしている姿はワクワクというより驚いた。フランス人はかっこいいなぁ、常識を覆すなぁ、とただただ感心した。ベルサイユ宮殿の馬術競技も「どうだい!」とマクロン大統領にエレガントにドヤ顔で言われそうでかっこいい。とにかく、早く観たい。

閉会式の終盤の大竹しのぶさんと子供達の聖火の納火は、何だか寂しくて、子供の頃の夏休みの終わりの感覚がした。母親の実家の山口県で、虫採りをして川で遊んで、美味しいものを食べて、また東京の家に帰る日の寂しさを思い出した。ずっとここにいたいなと思った。もう十何年も山口には行ってないのに。

 

解任されてしまった小林賢太郎さんを思うとやるせないけれど、どこかに少しでも小林賢太郎さんのアイデアが受け継がれていてくれれば嬉しい。隠しコマンドのように、小林賢太郎さんへのメッセージを誰かがこっそり入れてくれていたら粋だなと思う。キャンセルカルチャーに巻き込まれて、解任を余儀無くされてしまった小林賢太郎さんをそのままにして本当によいか。もやもやが残り、話題にならなくなっていくのが怖くて悲しい。

まだ終わらせたくない。