zunra’s diary

すぐ変わる街の風景を残す為のブログだったけど、コロナでどこも行けないので思う事を綴ってます

今年は加賀屋2022キングオブコント優勝(俺の中で)

加賀屋のコントがどんな過程を経てあそこまでたどり着いたからまだ分からない。表情を兎に角微調整して出来上がった巧妙さが、もう観ていてたまらない感じだった。自分は賞レースは力が入ってしまって、気付くと笑いをこらえながら観てしまう。そんな自分を加賀屋はこじ開けて来た。もうたまらない表情の妙で笑わせられて、コテンパンにやられた。ただあんな細かい所作、特に表情にこだわったコントやってたら心を保てるのか心配になった。

動画で自分達の表情を観ながら微調整を繰り返しているのだろうか。だとすると何回緻密な調整をしたのだろうか。そんな事しないでも加賀屋ならあれぐらい出来てしまうのか。凄いし、ちょっと怖いぐらいのリアリティと迫力があった。出番が後半なら間違い無く3組に残ったし、あの出番でも残らないのは納得いかなくて、もう不快で不可解でたまらなくなった。あとひとネタ、観たかった。ラーメンズを初めて見た時を思い出した。

ただ、いつもの事ではあるけれど、審査員のレジェンドの皆さんの点数が見事に揃ってて、その説得力に参ってもいた。特に、ビスケットブラザーズの得点の高さは、確かに面白かったけれど、自分のセンスではあの高い点数を付る勇気はないと思ってショックを受けた。分かり切れなかった。お笑いの難しさを痛感させられた。

ただ、や団、コットンの売れる瞬間に立ち会えた気がして嬉しい気持ちになった。まだ、今後は分からないけど、売れていっぱい見られるといいなと願って止まない。

 

今回の名言集

「キスは禁じ手」

「暗点は賞レースには向かない」

「暗点を使う利点もあると思うんです」

「狂気と笑いのバランスが絶妙」

他にも、思い出したら追加します。