zunra’s diary

すぐ変わる街の風景を残す為のブログだったけど、コロナでどこも行けないので思う事を綴ってます

大谷翔平と敬遠

野球のルールで「敬遠」と言うのがあるけれど、アレはやめた方がいいと思う。

大谷選手が怖くてメジャーリーグのピッチャーでさえフォアボールで逃げてしまう。本当にアレは卑怯で格好悪い。正々堂々勝負して打たれる方がよっぽどカッコいい。特に申告敬遠は大谷選手によって初めて知ったけれど、スポーツマンシップのかけらもない制度だ。

多分、一番傷つくのはピッチャーで、場内のブーイングを浴びて、負けを認めて、試合後に叩かれて、精神的に強くなければやってられ無いと思う。「勝負出来ないなら辞めちまえ!」とか、言われてるだろうなと思うといたたまれない。

ただ、ヤジを言う観客の気持ちも分かる。そのチームや選手を応援してお金を払ってグッズやチケットを買って、時間を使って試合を観ているのに、敬遠で勝負しませんでした、となれば誰でも怒る。子供でも怒る。

隠し球も訳分からんルールで納得いかないけれど、ちょっと面白いからスルーしていたが、敬遠は勝負の世界で無いわぁ。と思ってしまう。

コントロールが定まらずフォアボールが出る場合もあるので判断は難しいけれど、せめて申告敬遠は情けなさ過ぎてピッチャーもバッターも観客も可哀想なので直ぐにやめてほしい。

子供に大谷選手が敬遠される度に説明を求められ、ガッカリされる。最近は野球を観たがらないので助かっている。

敬遠と言えば、星稜高校の時の松井選手が甲子園で、5打席連続敬遠で勝負して貰えず負けた試合を今でも思い出す。あんな勝ち方でピッチャーは一生言われるし、「作戦なので仕方ないです。」とキッパリ言った松井選手にも、大人に言わされてしまって可哀想だなと思って、悲しい思い出が残っている。野球頑張った高校球児にあの仕打ちは酷すぎた。スタンドから投げ込まれたメガホンや紙コップで試合が中断したけど、あの光景は高校球児にとってトラウマになっただろうなぁ。

 

話を戻すと、結局言いたいのは、ちゃんと勝負してくれ、メジャーリーガーの皆さん。子供に観せられる野球してくれ!という事でした。

 

日本語ではメジャーリーガーの皆さんには伝わらないけれど、切実なので記しておきました。